細川小泉もと首相連合が都知事選敗退にもかかわらず、選挙期間中「手ごたえを感じた」として舞い上がったままだ。当選の舛添氏は211万票あまりだったから、95万の細川氏には倍も遠い目標だ。95万は少なくない数だが、都知事になるには少なすぎる。
街宣車の前に集まった聴衆の数と熱気に感動したのかもしれない。でも、その数はせいぜい数百。熱心な反原発の人たちは毎週、首相官邸を取り囲むくらいだったから、毎日、細川街宣車を追っかけるくらいしそうなことだし、都民でない人も相当の割合いたはずだ。
だから、勘違いしないでほしい。都民有権者の母集団の傾向を冷静に観察することだ。それが、すなわち開票結果の数字だ、ということ。
同様に田母神候補の票の60万あまりも、ネットフォロワーだけだったら当選の勢いを感じたことは無理もない。
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