李(すもも)の下で冠を正さない(帽子をかぶり直さない)のは聖人の資格だ。帽子の下に盗んだスモモを隠すという聖人にはあり得ない疑惑を少しの態度でもうち消す必要がある。
石原知事の場合、四男を都の仕事に採用する、そのことにあたる。
知事自身の出張旅費が庶民感覚からかけ離れた高額かどうかは、都の監査に任すべきだ。監査は都知事とは独立なはずだ。
いずれにせよ、四男を特別扱いかしたかどうかは、来春の都知事三選の時に都民が判断すればよい。都民が「李下にに冠を正した」と判断して、落選したら、李下に冠を正さずの故事を教訓としなかった、判断ミスだったことになる。
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