4/17/2006

USENはまずは架空線を撤去すべき

USEN(宇野社長)が脚光を浴びている。かのライブドア救済のため株式を取得し、子会社化しようとしている。
しかし、成長を遂げた有線放送会社としてその前にすべきことがある。
電力あるいはNTTの電柱に有線放送のための架空(CATV)線を添架し、都市景観をさらに台無しにしていることへの反省と是正だ。

同様のことで、最近の都市部で普及がめざましい光ファイバーケーブルのほとんどが架空線となっている問題がある。情報化時代の流れとは言っても、都市景観を顧みず、また、台風などによる自身の切断からの安全性も無視して、経済性のみを追求した結果のブロードバンド普及は単純に喜ぶべきことではない。

日本の都市の美観と安全性を高めるには、現状の電力・通信線の地中化を進めることと、新たに架空線の設置を前提とする安易な経済性追求のビジネスを始めないことだ。
架空線の存在は20世紀だけの負の遺産として欲しい。

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