4/11/2006

耐震偽装は姉歯氏だけの問題

耐震強度偽装事件で世の中が揺れているが、あれは、姉歯元建築士だけの特有の問題だ。

建築確認審査(商品検査)をもっと厳格にすればすむ(解決していた)問題で、それも通常の消費者保護の例の範囲にとどめるべきだ。建物は高額の買い物で、命に関わるかもしれないが、ほかの商品とは金額的な違いしか見いだせない。
事件の経緯が素人にはわかりづらいのは、きっと、建築関係者にとって時代遅れのバイブル「建築基準法」による建物という商品の特別扱いを死守したいがために問題を複雑にし、結果、法典を聖域化しているのだろう。

参考 倫理よりも検査が重要

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