1/31/2024

能登地震は国全体であたるべき震災なのか?

地震の規模と震災の規模は違う。大地震でも被害地域が狭く、資産人口も少なければ大震災にはならない。直下型の断層地震は被害地域は狭い。しかし、神戸のような大都市直下だったら大震災になる。東日本大震災はプレート型で地震規模も広範で大きかったが、震災地域は東北三県(福島、宮城、岩手)に集中し、それらの沿岸地域の津波被害が主だった。 

能登地震は石川県の面積にして半分の能登地域で人口の大部分を占める金沢市はほぼ無傷だった。この震災の規模を小震災(大震災と比較して)と称するのに何の不思議があろうか?もちろん能登ないし石川県、北陸と新潟の地域にとっては大きい災害だが、国全体でどうなのだろうか?

つまりは国全体で取り組むべきものか?そして関西万博に影響させるものだろうか?日本にはこの先、定期的に地震などの大災害は次々と来襲する。それらの大小を区別しないで持続的に災害対策ができるか疑問だ。

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