7/19/2017

二重国籍で良い、と民進党一部は思っているのではないか?

政治家の言動で問題になるのはいろいろな区分けができる。

重いのは法律違反の疑いがあるときだ。立法権を独占する国会議員には決して許されない。これは司直の手で捜査立件されるので、その意味では国会で議論しても仕方ない。判決が出たら、政治的責任も問うべきだ。

次に人間として許されないことだ。しかし、法律違反でなければ、有権者の判断で次回の選挙で落選させることになる。これについては国会の貴重な審議時間を浪費する場合は、印象操作とみなされる。

さらには、(おかしな)政治信条として有権者(一部)の期待に外れる場合だ。これも次回選挙のテーマとなるが、政治信条の違いだからまずは政治家同士で国会で議論すべきことだ。

今回の蓮舫議員(民進党代表)の二重国籍放置問題だが、遅きに失したとは言え、台湾籍の放棄宣言で法的には解決した(経歴詐称問題は残る)。しかし、政治的には国会での議論、その前に、民進党内の議論に供すべき問題点が多い。そして、一番の政治的テーマは政治家として二重国籍のままで良いのかがあげられる。常識で考えれば、二重国籍は政治家として好ましくないが、どうも、多様性を尊重すべき対象として、一般国民に限らず政治家にも、としている(民進党の一部)ようなので、議論すべきテーマになるだろう。

忖度があったかの安倍首相の問題よりこのことを議論してほしい。国会での結論が出なければ(たぶん一致しないだろう)、次回国政選挙の主要テーマだ。

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