6/13/2015

安保法制議論、まずは、必要性から

 安保法制の議論でわかりづらくなっているのは二つの論点がごちゃ混ぜになっているからだ。
 一つは本質的な、自衛隊の活動を集団的自衛権の一部にまで拡げることの可否(AとB)、もう一つは法律技術的な、集団的自衛権の一部は現憲法の解釈でできるか(a)、改憲しないとできないか(b)、だ。
 Aの論者にはAaとAbがいる。Bの反対陣営はAbまで自陣に巻き込んでいる。まずは、AかBで議論し、もし、集団的自衛権の一部にまで踏み込む必要があるという結論に至ったら、そのあとの解釈aか改憲bかは枝葉末節に過ぎないのではないか。

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