9/19/2014

広島市安佐地区には戻れない

 広島市安佐地区の豪雨土砂災害の教訓は、このような規模の降雨への防災は無理で、被害が避けられないことと、人命だけは守らなければならないが、避難も事実上不可能だったことだ。
 だったら、住居地域としては不適で、土砂災害防止法でも特別警戒区域に指定されるべきで、その区域は立地規制とか建築規制(コンクリート造に限定)が行われるべきだとしている。安佐地区はそれらの区域指定がなされていなかった。
 いま同地区の復旧が進んでいるが、被災住民は元の住居に戻りたくないだろう。ところが、マスコミは、復旧には住民の復帰の意志を確かめなくてはならない、と防災の考えを理解しないものがある。

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