9/27/2013

朝三暮四、福島県国会議員の復興税

復興予算の25兆円を減らすわけではない。その財源の構成から復興特別法人税の最終年分(H26)を除外して、別の財源で置き換え、除外したことで消費増税対策の法人税減税分とするだけだ。

自公与党議員の大部分は、減税分が給与の引き上げにつながるのか、という正当な質問(質問にはなっているという意味)をしているが、福島県選出の自民党議員団だけが、復興特別法人税の減税措置に反対している。法人税の減税のほうでなく、それが復興予算がらみだから反対しているようだ。

だったら、別途法人税の減税をして、復興特別法人税は三年間の期限いっぱい減税しない、ということで満足するのだろうか?国庫への歳入ということではどちらで減税しても同じだし、法人のほうも減税を受けることに違いはない。税務の手間を考えて、臨時増税を止める形で減税の代わりとするほうが合理的だ。

こういうのを「朝三暮四」という。朝四つ暮れ三つになったら満足する猿並みだ。

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