7/29/2013

投票したかもしれなかった棄権者は与党支持

選挙への棄権者の心理はいろいろだ。今回の参院選の52.61%の投票率の低さはこの棄権理由から解析しなければならない。

まずは、確信的棄権者だ。いつでも投票しない。これは有権者母集団から除外してもよい。つぎに、他用優先棄権者だ。たまたまほかに用事があった。誰に入れたらよいかわからないから強いて選挙に行く優先性もなかった、という逆の見方もできる。これも前記と同様の扱いでよい。

注目しなければならないのは、選挙予測を知って選挙に行く動機を失った人だ。選挙しても死票となるから無駄だと考える。今回は与党の大勝が予測されたので、与党に投票予定の人がこれにあたるだろう。特定の野党支持者だったら、野党同士の勝ち負けに投票を賭けるだろう。

選挙予測の当たる確率が高くなっていることを知っているのだ。さらには、期日前投票の出口調査結果は投票日以前に調査主体のマスコミにはわかっている。その発表は選挙日の20時以降かもしれないが、予測の判断データには入れているに違いない。

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