9/07/2006

小泉は約束を守らない(中国胡錦涛)

中国の胡錦涛主席は小泉首相が靖国参拝をするから非難しているのでなく、首脳会議で靖国参拝をしないような曖昧な答えがあり、しかし、参拝したと、約束違反に怒っているとの観測記事があった。 参拝すると、はっきり言えばよかった。日本国内での、明言しない作戦は通用しない。
なるほど、日本人の言い方には、相手を傷つけまいとして、否定の言葉をマイルドにすることが多い。
これでは、国際的に通用しない。

以下は、過去の日記「五百字時事評」から、関連するものを紹介します。

Jul 19, 2001 :真の友好にはまず自己主張から
 国と国との友好とは何だろうか?それぞれ利害が違うから、まずはそれをお互いが認めるところからスタートする。利害調整が必要な場合は、ねばり強く交渉する。
 日本(人)みたいに、相手が強く出た場合に、うろたえてしまうのは、恥ずかしいことだ。お互いに主張すべきは主張する。主張する前に、相手のことをおもんぱかって、自ら譲歩するのは良くない。それでは真の友好にならない。
 アラブの「値切り」の話で、買い手が言い値で買うと、売り手は、もっと高く言っておけば良かったかなと、あとで悩み、眠れなくなるそうだ。何遍か値切り交渉があったのちの価格であれば、双方満足し、あとでぐっすり寝ることができる。
 日本人は交渉事など、自己主張は慎むべきことと考えているようだ。他のすべての国が、少しでも自分の有利になるようにと、最初は無理難題をふっかける(ポーカーに似ている)なかで、日本がいると「ゲーム」にならない。

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