5/28/2024

国会議員は全国を選挙区に

国会議員の政治資金が何千万円も必要なのは、地元に複数の事務所を置き、そこに何人もの秘書を雇わなければならないからだと言う。それらの秘書の仕事は国会議員の政策の手伝いではなく、次回の選挙に再選されるためだ。選挙区が広いとそれだけ事務所の数も多くなる。

だったら、全国会議員を全国選出にすれば、事務所は東京だけで逆に良くなる。国会議員だったら政策対象は全国だから、地域から選出されるのは逆に「狭い地域の利害」だけに矮小化されてしまう。衆参議員を全国(区)から選出されるように改変すべきだ。 結果は比例代表的になるが、議員によってはある地方の利益を代表しても良し、ある職域(雇用者、労働組合どちらでも)を代表しても良い。それらで当選した議員で、政策の一致するものを集めて政党を結成する。

公的に優遇される政治資金だから、再選に向けた運動でなく、政策を立案実行する仕事に費用を投じるようにすれば、国民の理解は得られるはずだ。