1/02/2014

「A級戦犯」は日本の内政上はない、と考えるとわかりやすい

 安倍首相の年末の靖国参拝に中韓二国だけでなく米国までが問題としているのはその国々の勝手だが、日本国民の意見が割れているのが(この件に関する唯一の)問題だ。割れている理由は靖国神社に「いわゆる」A級戦犯が祀られていることではないだろうか。A級戦犯は占領期の日本に主権がなかった時期のことで、主権回復後の国会ではなかったこととして決議された。日本の明治以来引き続く内政の歴史ではA級戦犯というのはないのだ。安倍首相もそのことは承知なのか、参拝後の記者会見で「いわゆる戦犯」と自らの言葉で戦犯という言い方をしていない。参拝後の安倍首相記者会見全文参照
 東京裁判で戦犯とされたとして崇拝の対象外とするのでは日本人としての慰霊にはならないのではないか。

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