5/22/2006

岩(島)を無視した経済水域中間線

石原都知事が沖ノ鳥島で「これは岩でなく島だ」と叫んだ。「文句あっか!」の語気が妙に勇ましかった。
誰が見てもあれは岩だ。
岩か島かの定義は知らない。でも、(バランスをとる意味ではないが)竹島も岩ではないだろうか?国連海洋法条約で自国領から200海里は排他的経済水域(EEZ)とされているが、沖ノ鳥島も竹島(現在の)も無人(生活がない、と言う意味)の岩礁で、日本領には違いないが、その周辺に(生活のための・・・条約には書いていないが)経済水域を設定する意味がないと思うのだ。
だから、竹島の領土紛争はさておき、経済水域は暫定的な日韓中間線を恒久のものとしたらよい。そうすれば、竹島そのものの領土問題は韓国にとってごく軽いものとなる。
尖閣諸島も歴史的に日本領であることは間違いない。しかし、いまは無人で、上記二例と同じなので、経済水域境界は琉球主列島線と中国大陸との中間に引けばよい。(中国主張の大陸棚縁辺線はどこにも根拠がない)

以上、-3σの意見ですが、この会の名前にふさわしいものとして開陳しました。

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