9/17/2025

将の代わりに射られる馬(二題)

「将を射んと欲すれば、まず馬を射よ」という故事がある。

将が強大な場合、まずは騎乗する馬を射るのが合理的だ。その将として例えられるのはまずは米国。米国の走狗のイスラエルを代わりに攻めるパレスチナ。そのイスラエルを反米勢力は非難する。それが米国を遠回りに反対することになるからだ。

飯山陽氏によると中東専門家のほとんどは中東情勢を反米の心情から論じているそうだ。

もう一つはアベ一強だ。安倍晋三氏の政治基盤は強く、生前はそれを反アベは崩すことができなかった。死後、山上容疑者が恨んでいて安倍氏が関係していた旧統一教会を全マスコミそろって叩く。馬上の将はいなくなったのに馬だけ追いかけるのはいかにも可笑しい。