オリンピックが終わって半月以上たつが、この東京での五輪は何だったのだろうと考えてみる。とくに57年前と今回の二回を見ていたので比較して考える資格はある。
前回はとくに感激も何も青春時期だったのでオリンピックどころではなかった。でも、後から考えるに日本が登り坂だったのでその坂の上への風景とは重なる。オリンピックが開かれるほどの日本だったと。
今回はとくに日本がどうであるとかとは無関係な時代だ。とくに感想みたいなものはない。世界に競技場所を貸しただけだ。コロナの時期と重なったので関係者は苦労しただろう。労多くして実りなし、の一言だ。結果として招致しなかったほうがよかった、としか言いようがない。
これから世界各地で五輪招致があろうが、新興国の世界へのデビュー的に活用する、前回の東京のような意義しかないのかなと思う。その主旨ではもう少し簡素にできないものかと。
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