8/12/2021

コロナ緊急の軽重を問う

「鼎の軽重を問う」ことがあるが、「緊急の軽重を問う」場面だ。コロナの緊急事態はおかしいと思っていたが、もう一つの緊急事態の洪水の恐れになって、これらの軽重を比較する場面になって「ボロが出た」。

 夏の終わりには前線の豪雨が洪水の原因となる。今年も九州から四国、本州へとその恐れが出てきて、熊本、大分では特別警報が出されている。

 できることは避難だけだ。避難所は三密空間なのでコロナ感染の恐れがあるが、避難しなければ即、命の危険がある。コロナ感染しても重症化、死亡しないかもしれない。この二つ同時の「緊急事態」を比べてみればコロナの緊急事態宣言は軽いと判定される。

 いままでコロナの緊急事態宣言を多発してきたのは緊急の言葉で脅して外出を自粛させるためだけだったとバレてしまった。このように「軽重を問われる」場面になって初めてわかることもある。

 緊急事態をなんべんも宣言したあと、やっと医師の応召が議題となった。それが軽さの証拠だ。

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