ファーウェイの仁正非CEOが同社の苦境にあたり全社員に宛てた「社内文書2021.1」の抜粋だ(以下) 自力更生が可能なのは非最先端、非フロンティア分野だけであり、最先端の分野ではどのように努力すればいいのかわからない。グローバルな共同の努力なしには不可能だ。いい製品を安く作るには、グローバリゼーションなしにはできない。(以上、姫田小夏氏訳)
3/19/2021
中国のできることは最終組立
同社には最先端の技術者もいるので、この部分でわざとへりくだった内容にしてはいないだろう。やはり、中国の最先端企業と言えど、世界的なサプライチェーンの最終組立・世界の工場としての役割しか果たしていない。それは最先端の技術を獲得あるいは開発できていないからだ。できてきたことはそれらを米欧日から導入(素材、部品、製造機械という形でも)し、大量安価に製品化するという中国の資金力、企業力を活かしたことだけだ。
3/16/2021
有価物をタダでもらうのが資源浪費になる
小泉環境相がプラ製レジ袋に継いでプラ製のスプーンなども有料にする方針を考えている。
私はこれらが無料で配られていたことにそもそも反対だ。有価物なので、それなりの料金は頂くべきだ。私はマイバッグを持参する習慣があり、コンビニで購入した弁当類も自宅で食べるときは自宅のスプーンなりを使う。外出先で食べなければならないときはそれらのプラ製スプーン類をもらうことになるが、原価に見合った金額なら支払う用意はある。
プラ製レジ袋が有料になったので、まがい物の有機性のものが出回っている。紙製の袋は高級感があるのでデパートでは合わせて有料になっている。
本質をとらえていない。考えるべき第一は省資源だ。有価物の袋とかスプーンとかは資源(製造過程などの電気も含め)を使って製造されている。それらを不要にすればすべては省資源になる。無料だとたいして必要もないのにもらってしまう。それが資源を浪費する。
プラスチック廃棄物が海洋環境などの脅威となっているのは別に解決方法がある。それは廃棄物の計画収集と(焼却を含む)衛生処分だ。プラ製が化石燃料を使いそれが地球環境に悪影響を与えている、と言うなら、紙製も石油からできた電力を使っている。要は省資源の観点で考えるべきで、プラ製かどうかではない。
3/07/2021
3/02/2021
緊急事態宣言(解除)は国の権限だ
一都三県で延長して2ヶ月もの長きにわたった緊急事態、その期限を迎えるにあたって解除するのには「四面楚歌」の状態だ。
2ヶ月も続いたのでその利益にあずかる集団(業界)が多くなる。医療界はもともと自分の医療体制に未だ不安があり、改善しようともしない。困っていると言われる飲食店だが、時短で1日6万円の協力金のほうがありがたい店も多い。解除しても客が元のようには戻らないかもしれない。唯一困っているのはGoToトラベルで東京都民などを迎える旅行業界だが、大きな声は出しづらい。
都県民も延長に得失無関係の人は安全を志向する。最後は菅首相の決断となるが、政治的に楽なのは都県知事の示唆する延長になりがちだ。年末からの感染者急増で政府は知事などから追い立てられるように緊急事態の宣言をした。せめて解除するときくらいは毅然とした決断を望む。そこで菅首相の鼎の軽重が問われるはずだ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012893031000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
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