8/30/2007

記者晒しの刑

法律による刑罰の対象にならないまでも、日本にはTVカメラあるいは記者インタビューへのさらし者にされるという刑に似たものがある。
つい最近では横綱がそうだ。
TVカメラマンとか記者は失礼な手合いが多いので、この刑は一層悲惨なものとなる。

むかしのTVで「必殺仕置き人」というのがあった。「仕置き」のほうが良いネーミングかな。

8/23/2007

わからないことの理由付け

異常な気象現象に直面すると、人はわからないとあきらめるのではなく、何かに理由を求めようとする。一件理解となりひとまず安心だからだ。(実際は安心できないのだが)
その理由付けに「人為的地球温暖化現象」がうまく使われている。自分も加害者の一翼だとするのが、かえって免罪符「告白したのだから」となるので言いやすい。

似たようなのに、サヨク言葉で、全ての不都合なことは「当局の陰謀」となる。「自作自演」という大韓航空機爆破事件への北朝鮮の主張もそれだ。

むかし、「郵便ポストが赤いのも、みんな・・・のせいなのよ」というのがあった。それにも似ている。

8/17/2007

賞味期限切れ食品を売り出せ

北海道石屋製菓のヒット菓子「白い恋人」の賞味期限改竄が問題となっている。

ウソはいけないが、それでは賞味期限切れの商品は捨てるしかないのか?コンビニでは賞味時間切れ食品を廃棄しているという(豚のえさになるのか?)。
この日本の常識は世界の非常識だ。(日本オリジナル精神の)「もったいない」にも反する。
おいしく賞味できないだけで、お腹をこわす「消費期限」ではないから、その旨表示して、すこし安値で売り出すべきだ。
おいしさの賞味期限を行政が監督するJAS(食品規格)とはなにものか?健康被害が出るかどうかが、行政の範囲ではないか?

8/14/2007

衆議院は単純小選挙区制、参議院は比例区制

7.29での自公惨敗後、安倍政権の今後について議論が盛んだ。

参議院選挙は政権選択選挙でないから、総辞職する必要はない。ただ、国民の総意はくみ取る必要がある。自公政権にノーと言っているわけではなく、反省のためにお灸を据えている、と解釈すればよい。
反省したかどうか国民が審判を下す意味で、一、二年のうちに解散し信を問うべきだ(間違っても衆議院の任期満了まで待つべきでない)。この間、野党民主党のほうが良く、政権担当能力を感じさせれば、政権交代となろう。民主党こそ国民の信頼を勝ち取るべき期間と理解すべきだ。

それはそうと、衆参で多数党が逆転した意味で、いまだけ、二院制の意味が出てきた。同じような選挙制度で、結果、同じ政党構成だと意味がない。

だから、選挙制度を以下のように衆参全く変えることを提案したい。
衆議院は、300小選挙区の単純小選挙区制(ブロック比例区をなくし、その分減員する)。
参議院は、全国比例区のみとし、職域代表とか二大政党以外の弱小政党を救う意味での代表。衆議院で議席を持つ政党の政党登録は不許可とする。定員は200?単純比例制なので一票の格差問題は解消する。
国会議員総数は500となる。まだ多すぎますか?