10/18/2023

急いては事をし損じる、二題

時機が来るまで雌伏し、その時が来たら大々的に打って出て、成功する。

このようにならなかったのがまずは、中国の韜光養晦だ。これは鄧小平の遺訓で、中国が米国を追い抜く勢いを得るまで雌伏せよと。習近平の「中国の夢」は10年は早く出し過ぎた。おかげでまだまだ力がある米国から警戒され、うまくいかない。

EVを初期の育成段階から大普及を図るタイミングが早すぎた。まだまだ補助金とかFITとかでの育成が必要で、技術開発もEVバッテリー、そしてソーラーパネルなどでも今後更に期待できる。古い技術のもので普及させたら、耐用期限後の廃棄物対策が心配される。

10/17/2023

ガザ避難民のエジプト受け入れ

パレスチナのガザ地区はエジプトとも国境を接している。イスラエル軍のガザ侵攻を前にこの国境のラファ検問所を通して避難民を受け入れる考えがある。しかし、エジプトは断るだろう。

イスラエルからエジプト・シナイ半島にかけては地中海海岸沿いにオアシス的土地が帯状にある。ガザ地区のような人が住める(砂漠ではない)土地がエジプト側にもある。そこをガザ難民の一時的な避難の場所として解放することは可能だ。しかし、「ガザ戦争」は数年では終わらないだろう。そのとき、その避難キャンプは第二のガザと化すだろう。それがエジプトとしては困る。いまのガザ地区もイスラエル国内難民が集まってできたのだろう。

パレスチナ難民は当初はヨルダンに亡命して難民となり、それ以来住み続けている。首都アンマン近くにパレスチナ人の住居地区が見られる。ヨルダン人とパレスチナ人はどのように共存できているのだろうか? 

10/06/2023

図書館で本を借りる理由は廃棄物問題

ごみ袋の価格を製造にかかる実費以上に値上げする「有料化」を実施した場合、2年後に燃えるごみの量が年間1人当たり平均約40キロ減るとの調査結果を示している。(環境省手引き)

 減らないと思う。減らすにはゴミの発生源にまで遡らないと。主として過剰包装などで紙ゴミが増える。高級店などで買い物すると、外側の紙袋、その中の包装紙、商品収納箱と仕切り、商品を包む個包装と何重にも商品を保護(実は高級品に見せかけている仕掛けだ)している。これらが買物帰宅後には全て捨てられる。個人の努力で減らせるものはない。これらをReduceするため包装を簡易にするしかない。

 わたしは本屋で本を買うとき、(有料)レジ袋は断って、奨める書店マークの紙のカバーも断る。あたかも新聞を買うときのようにそのまま持ち去る。店員は心配そうに「レシートは店の外まで持っていて下さい」と言う(万引きと間違えないように)。自宅に帰ったら、購入本から帯とカバーを外して読み始める。

 それでも読み終わったら本はゴミになる。それが嫌だから、図書館で借りるようになる。友達の出版関係者はそれでは食い上げだと困った顔をするが、廃棄物問題は解決に向かう。

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