中国で三国時代というと後漢が滅んだ後の魏呉蜀鼎立が有名だ。三国以上だと二三位以下連合でトップと競い合える。同盟の効果で覇者は出にくい。
ところが、日中戦争では旧日本軍は国共合作のはずの共産党を支援していたらしい。国民党軍は強かったので、共産党軍(八路軍とか)を少しでも利用したらしい。その戦後になって国共内戦に共産党が勝利した。二国になったからだ。そのとき共産党の毛沢東は日本に感謝した。
国民党の蒋介石が台湾に逃れて、いまは再び中華人民共和国と中華民国それに日本の新三国時代に戻っているような気がする。中国の三国だった昔から広がって同じ東アジアの日本を巻き込んで、いまは東アジア三国時代だ。日本が同盟するのは共産党軍から台湾軍に変わりつつある。(歴代王朝でも元、清などは中国外の勢力)
中国共産党は「一つの中国」を主張するが、それも三国鼎立での心理戦のスローガンで心底は新三国時代だと割り切っているかもしれない。中国人は歴代王朝の栄枯盛衰の歴史が好きだ。日本も「一つの中国」の心理戦をまともに受け取らずに、いまは三位の民主・台湾と結ぶべきだろう。そして仮に中華民国が大陸反攻に成功したときはどうする?というスケールの大きな話になる。