3/16/2021

有価物をタダでもらうのが資源浪費になる

小泉環境相がプラ製レジ袋に継いでプラ製のスプーンなども有料にする方針を考えている。

私はこれらが無料で配られていたことにそもそも反対だ。有価物なので、それなりの料金は頂くべきだ。私はマイバッグを持参する習慣があり、コンビニで購入した弁当類も自宅で食べるときは自宅のスプーンなりを使う。外出先で食べなければならないときはそれらのプラ製スプーン類をもらうことになるが、原価に見合った金額なら支払う用意はある。

プラ製レジ袋が有料になったので、まがい物の有機性のものが出回っている。紙製の袋は高級感があるのでデパートでは合わせて有料になっている。

本質をとらえていない。考えるべき第一は省資源だ。有価物の袋とかスプーンとかは資源(製造過程などの電気も含め)を使って製造されている。それらを不要にすればすべては省資源になる。無料だとたいして必要もないのにもらってしまう。それが資源を浪費する。

プラスチック廃棄物が海洋環境などの脅威となっているのは別に解決方法がある。それは廃棄物の計画収集と(焼却を含む)衛生処分だ。プラ製が化石燃料を使いそれが地球環境に悪影響を与えている、と言うなら、紙製も石油からできた電力を使っている。要は省資源の観点で考えるべきで、プラ製かどうかではない。

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