8/02/2021

ワクチン効果は100%でない

例えばファイザーのワクチンとしよう、その有効率は種々発表されているが、いずれも100%ではない。二回接種で95%として、5%はワクチンが効かない被接種者がいる。

新型コロナの悲惨例としてこの効かない人の例(エピソードだ)を出してくる。ファイザー社としても困ってしまう。最初から100%とは公表していないので例外事例は覚悟の上だ。個人によって抗体ができない、長続きしない、抗体が効かないウイルス(変異?)などがあるし、工業製品なのでごく少なく不良品もあり得る。

95%の有効率で社会全体としては感染が徐々に収まる。その方の効果があるから、国家主導でワクチン政策が進められる。それが公衆衛生の考え方だ。個々の患者でたまたま5%の効かない場合があるが、それは担当の臨床医の努力で病状悪化が食い止められる。

すべては確率の問題で、100%の確率(ゼロリスク)を求めるのは「無い物ねだり」だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿