8/06/2021

遠くに行くのが旅行だ。ウイルスを連れないで

旅行って遠くに行って異質の世界を見ることが本質だ。「遠くへ行きたい」(永六輔作詞)というのは旅行のキャッチフレーズだ。その点で感染症対策上のマイクロツーリズムというのはわかりづらい。同一県内での旅行は自宅での生活を違う屋根の下での1泊2日に替える効果しかなく、旅行の魅力とはならない。

 旅行の遠距離移動がウイルスの移動になってしまうかは、その旅行者が三密などで感染して移動するか旅行先でそうなって帰宅するかにかかっている。遠いかどうかは根源ではない。

 夏休みの県境を跨いでの旅行、帰省を控えるようにとの行政の要請がわからない。同じ理屈で市区町村を跨ぐ、極端には数百メートルの、移動も自粛すべきだが。もちろん流行の状況が違いすぎる国境を跨ぐ旅行は別だ。

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