7/14/2021

静岡県は逃げているだけ

難波氏はこの盛り土について、周囲から水が集まりやすい谷の最上部に設けられた▽法令に反して届け出と異なる工事が行われた▽届け出の高さの15メートルを超え、工法が不適切だった――と説明。盛り土の高さは最大50メートル以上で、適切な排水設備はなかった可能性が高いとの推測を示した。(ニュースより)

 論争点は、違反盛土となるような行為になぜ熱海市は許可したのか?違反盛土でなくても崩壊した異常降雨だったか?違反となるような行為を見逃した熱海市の怠慢、などだ。県条例違反なのでその点の懲罰はあるべきだが、それ以上は自然現象だ。また、懲罰対象の埋めて業者が消滅している。所有権も善意の第三者に移転している。

 一昨年の台風19号の異常降雨にも耐えているので、異常自然現象によるものかの検証は不可欠だ。そもそも人家密集の谷の最上流に盛土を認めること自体が熱海市による不適切許可行為と言えないか?

 難波副知事の「いまはない」業者だけに責任を押しつける発言は結果として無責任にならないか?その不法行為に対する現在での解決にならないし、今後の土木工学的解決にもいたらない。静岡県当局の政治的な逃避行動だけだ。

熱海土石流「違法な盛り土が原因」 静岡副知事が見解示す(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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