6/28/2022

日欧、キリギリスとなるのは?

このところ東電管内での電力需給ひっ迫情報(注意報レベル)だが、盛夏の冷房需要より厳冬の暖房需要に影響が大きくなるだろう。寒さで死ぬ人は多数だが、暑さで死ぬのは稀だ(高齢者など)。そして、電力供給が綱渡りなのは北海道と本州関東以北で、いずれも寒冷地だ。

 欧州でロシアからのガスが止まって影響が甚大となるのは冬期だ。暖房施設がガス対応になっているからだ。

 日欧ともに命に関わる危機は冬までのあと半年猶予がある。この期間にエネルギー需給の急変に対応できなければ社会は大混乱をきたす。「ありとキリギリス」の教訓が夏のいま活かされる。

0 件のコメント:

コメントを投稿