6/20/2022

放送局が自粛の先頭に立っている

NHKラジオのトーク番組を聴いているとその冒頭にスタジオ内のコロナ対策を事細かに説明している。曰く、出演者同士の距離をとる、アクリル板で仕切る、換気を十分に(トークが中断する時間帯にとくに)とかだ。

 テレビでないので見えないから説明が必要だ、というのではない。わざわざ説明することだろうか。局内に感染が広まり困るのは放送局の勝手だ。

 NHKはじめ放送する側は「国民にコロナ対策の模範を示さなければ」と考えているのだろう。感染が下火になった現在でも以上のことは変わらず継続している。たぶんそれが「マスクをなかなか外せない」状況が図らずも続いてしまう理由だ。

 もちろん放送局に放送に際してのコロナ対策がとれているかを問い詰める自粛警察的視聴者がいて、それらに配慮している面はあろう。それもあるがあわせて放送局筆頭に自粛生活が続いてしまう日本だ。諸外国では考えられないことだろう。

新型コロナ感染防止,番組改編期を中心に「ソーシャル・ディスタンシング」|NHK放送文化研究所
NHK.OR.JP
新型コロナ感染防止,番組改編期を中心に「ソーシャル・ディスタンシング」|NHK放送文化研究所
世界に類を見ない、放送局が運営する総合的な放送研究機関

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