6/15/2022

投資は株売買とは違う

 「貯蓄から投資へ」と岸田政権は奨めるが、貯蓄はローリスクローリターンで株(投資)はハイリスクハイリターンが違うところで、どちらを選ぶかは個人の考えとか置かれた生活環境で違って当然だ。政府が国民にどちらかを奨めるという意味がわからない。

 投資される企業の立場だったら、その直接金融が欲しいところだ。それには社債発行という手法が一般的だ。株式投資は現に株が流通している世界に売買資金を増加させることだけをねらって、株価全体を引き上げることを期待するものでしかない(増資とか新規上場の場合は違う)。既存の株主が得をするだけ。

 貯蓄は投資ではないと言うが、貯蓄先の銀行が間接金融で、新興企業などに貸し出せば投資資金となる。日本の銀行は新興企業の目利きができなく、国債投資などのローリスクローリターン運用しかできないから、預金者に提供できる利率も低くなる。

“貯蓄から投資へ” あなたはどう考えますか? | NHK

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