1/11/2022

ワクチン拒否も検査拒否も権利だ

ワクチンを健康な体に接種して少ない確率でも副反応に苦しむのは嫌だ、というワクチン拒否は尊重すべき権利になっている。同様に感染の自覚がないのに検査を強制されるのを拒否するのも同等ではないか?専制国家の中国では天津市1,400万人に検査を強制している。

PCR検査をはじめ検査に際しもちろん体への悪影響はない。いまは唾を採取するだけらしい(検査の精度は落ちると思うが)。それでも偽陽性の可能性を排除できないので、検査の陽性結果で隔離されるのは「無実の罪」になる可能性は残る。さらに真陽性でも他人に感染させるほどでない場合もある。

そもそもPCR検査の精度が有効だったのは事前確率が高い母集団(濃厚接触者も)への検査の評価だったからのはずだ。それを1,400万人の全人口を対象にしたら偽陽性が続出してしまう。それでも中国だったら「疑わしきは隔離」がまかり通るのだろう。もっとも陰性が確認されても全員隔離するのが都市封鎖だ。

このようにそもそも100%確実とは限らないPCR検査を本来の咽頭部からの採取でより簡便に唾でとか、さらに簡易速効な抗原検査で済ませて「安心」にはならない。それよりも体温(遠隔)検査とかを多用し自覚症状を隠している潜在患者をあぶり出したほうが合理的だ。

検査は100%確実ではない。そうであれば、検査の範囲を日本のように事前確率で絞って、それ以外の無症状感染者起因の感染は見逃しても仕方がない。そもそもその確率は低いと考えるのだ。中国のように「ゼロコロナ」を目指すのは無理だと。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e67c7cff9f71b11e894817aa40cb9a087dded6c


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