4/03/2021

マスク会食をしなかったらどうなる

 この一年間で50万人近くが新型コロナウイルス感染検査で陽性になった。この「感染者」のデータは保存されているが、そのうちの感染経路がわかっている事例で、飲食店でのケースを調べる。飲食店の換気とかの室内環境の違いもあると思うが、マスク着用の有無も聞き取るのである。

もちろん、以前は飲食店での会話時でもマスク着用する人は少なかったが、最近はマスク会食を奨めているのできちんとマスクをしている人もいるだろう。マスク会食をしての陽性者との濃厚接触者(会食参加者)のうち陰性判明した人の事例も加える。そして、その感染有無事例をマスク着用との関連で統計として公表するのである。マスク会食にもし効果があれば相関結果となる。

高性能コンピューターの富岳での飛沫シミュレーションをみても従わない(信用しない)人が多くなっている。だったら、実例で示せばもっと説得的だ。そしてこれが疫学という科学の方法だと思う。知事が「マスク会食を」と何回もスローガンを飛沫とともに飛ばすことでは限界があることをそろそろ知るべきだ。

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