4/05/2021

新型コロナ対策は社会実験で改良

感染症対策の基本は入院・隔離だ。伝染のもとを離せば感染症は拡大しない。しかし、無症状感染者が多い新型コロナではその隔離が完ぺきにはならない。そして、隔離が大規模になるロックダウンを長くは続けられない。そうであればハンマー&ダンスのダンスの期間に行動変容のための規制を色々試してみる「社会実験」が重要となる。

社会実験のつもりではなかったろうが、パチンコは無罪だった。ライブハウスは有罪、野球とかの大人数の観戦は微罪だ。いま、飲食店の夜間営業時短が唯一の対策となっているが、社会実験としてのデータはとっているのだろうか?日々の感染者数の増減と時短の状況とを関連付けて観察するのだ。年末からの感染者急増と年始からの急減は時短とは必ずしも相関していない。緊急事態というメッセージの(驚かし)効果が大きかった、という説もある。時短が始まる前から感染者数は減少始めていた。それでも効果があるなら立派な施策だ(何回も驚かすことはできないが)。

感染者数増減の波形だけで将来を推計する人がいる。増加するときは急激で、ある日を境に急減すること、株価バブルと崩壊に似ている。感染者数波形だけで推計できる人は株でも大もうけできる。ここは疫学の専門家に増加減少の施策要因からの分析をお願いしたい(いまの人出を仮定しての計算は未来予測とは言えない)。

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