2/01/2021

来たるべき緊急事態に備えていない

 コロナ禍の非常事態で国民の行動をどのように制限できるかの本質的議論がなされないままの「国対政治」が行われている。

 近くは55年体制の自社なれ合い政治、古くは戦前の政友会、立憲民政党の党利党略の争いの結果、政党政治が国民の信頼を失った、その歴史をなぞるようだ。

 菅内閣はコロナ対策で「政治的安全」第一の政治を心がけているようだ。対する野党はコロナを奇貨とした政府攻撃に専念して野党の仕事に安住している。

 戦争と同じ国家の危機に全政治家がたるみきっている。これが戦前の日本の滅亡を繰り返さないとよいが。

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