2/21/2021

一般的に女性は競争意識が高いか?

小池都知事、橋本オリパラ組織委員会会長、丸川五輪相と三人の女性がそろった。いずれも有能で、その地位にふさわしい能力をもった女性だと思う。

 女性の登用は適材適所(機会の平等)を図りながら結果として全体の4割が女性になればよいが、実際にはそのポストに今ひとつの能力でもクオータ制(割当制度)で女性が引き上げられる事例がしばしばある。

 ここで、そのポストにふさわしい女性指導者はこのような割り当てられた同性の存在をどのように感じているのだろうか?能力ある女性は逆にそのように誤解されてはたまらないから、自己の能力をことさらに示すかもしれない。

 そこのところが「女性は競争意識が高い」と森前会長が意味した真因なのだろう。一般論で言うと、男性の間ではそのような同性だからという競争意識はない。もともとが男性社会だったからだ。いずれ社会的な地位で男女平等が達せられれば、そのような「女性だから・・・」というような特殊話題が皆無になると信ずる。(「へそ曲がり」より)


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