12/31/2020

自粛要請内容が間違っている

 大晦日の今日を迎えた。昨日は正月食料品などの買物でスーパーなどはごった返した。満員電車並みではないが、それに近い混雑だ。街の繁華街でも人出が多い。

これらはGoToトラベルの年末年始は中止となり、自宅で正月を迎えるようにとの要請の結果だ。繁華街に出かけるのはマイクロツーリズム(近間の観光)を推奨したからだ。

そもそもGoToで正月を旅館で過ごすのは家族単位だ。家族を捨てて団体旅行の時期ではない。旅館の一室で家族で食事するのは感染の危険はない(自宅で正月と同じだ)。往復の交通(新幹線、飛行機)もガラガラで感染の危険は少ない。

都知事などが不要不急の外出を控えるように要請している。例外は食料品買物と通院だという。病院は年末年始に休診だ。だったら、必要な外出だけで近隣の繁華街の人出は減るはずがない。そうなると都知事などはさらに要請の語気を強める。「我笛吹けど汝ら踊らず」ではなく、笛の吹き方が悪い。民度の高い日本人は指導者の施策が悪いと「そっと」従わない。ことさら騒ぎ立てはしない。また、自分だけは大丈夫とする「正常化バイアス」ではなく、お上の指示が間違っているから従わない。

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