1/17/2025

寄り添う(だけ)よりカネよこせ(実質だ)

阪神淡路大震災(1995.1.17)から30年だ。この間、全国各地が大地震で何回も被災した。神戸のことはつい忘れがちになるが、まずは記念日にだけは思い出すことが「寄り添う」ことにもなる。「寄り添う」という意味だが、自分事として心配(心を配る)する、単に他人への同情だけではない、ということだろう。日本人は災害列島に住んでいるので、災害は自分のことだ。

カネとは実質で寄り添うことだ。神戸はもともと大都市であることから、復旧・復興の勢いはあった。そこが三陸とか能登とは違うところだ。全国からの財政支援がなくても自律的に復興できる。ところが当時ナンバーワンの神戸港がこの間、全国6位(取扱貨物量)にまで転落した。苫小牧、北九州にも抜かれた。日本全体の港湾行政に責を求めるところが大きいが、神戸自身の努力も足りない。地元自治体の兵庫県と港湾管理者でもある神戸市のどこかが違っていたのだろう。神戸港で全世界に誇れた神戸はこれからどうなる?

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