3/16/2022

バラマキの歯止めがなくなった

第6波の「まん延防止」を全て解除するが、医療体制への補助は当分の間継続するらしい。

「病院で薬をもらう」は日本語として正しくない、と日本語学者から聞いたことがある。「もらう」のではなく「買う」が正しい。患者は3割でも負担するし、残りの7割も健保組合からで医者がくれるわけではない。それが新型コロナでは特措法で全額国費負担になったので、「もらう」が一時的に正しい表現になった。

その無料体制を続けるためには税金が必要だ。でも現下の経済状況から増税はできないので、将来世代の負担となる国債での資金調達になる。それがMMTとかいう経済対策になると政府が聞いて、歯止めがなくなった。バラマキ作戦の狂騒曲の始まりだ。

岸田内閣としても後の内閣が返済することになる国債発行で国民の関心を買えることは政治的に正しい選択になるだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿