9/21/2021

今度の休み期間こそ宿題を

季節性インフルは冬季に流行する。ところが新型コロナはいままでの日本での5回の波は春2回と夏2回、そして冬1回だ。そこで今冬も第6回目の波が単純に予想される。春と、夏と冬、では季節の共通性はない。

日本での対策の問題点は、波が収まると次の波に備えないことだ。最初の波のときに医療の態勢を整備する時間的余裕をもつために感染拡大をできるだけ遅らせる、という話があったが、それから何回もその時間的余裕が波と波との間に生まれた。しかし医療の態勢はその割には整備が不十分なままだ。この秋から冬になる前に最後の宿題のつもりでこの約束を果たして欲しい。ワクチンが普及してもブレイクスルー感染で、軽症の感染者は増えることが予想される。その重症化を防ぐ医療が今度こそ必要だ。

夏休みの宿題をサボった子どものようなことにならないように、直ちにその医療態勢整備の大拡充にとりかかるべきだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿