繁華街などの人出が増えれば感染機会も増える。だから、国民に対しては「不要不急の外出は避けて」と自粛を要請する。しかし、人出はかえって増えている。(それでも感染者数は微減だ)
「不要不急」の定義がはっきりしないから国民は外出するときはそれは必要だからと無理に考えている。世の中すべてリモートで回ってはいない。必要な外出は多い。
一つは五輪関係の付随する「盛り上げ」行事に対する行政の態度に矛盾があるからだ。聖火の国内リレーは明らかに「不要不急」だ。まん防までの規制がある都道府県では少なくとも中止する(させる)のが最低の義務だ。五輪会場に入れない応援のためのPV(パブリックビューイング)を都が全部中止したのは当然だった。海外客を入れないのは前から決まっていたが、超遠方なのでTV観戦で代替するのが適当だ。
不要不急の外出自粛をすべてが守ったら感染は劇的に下がるだろう。でも、リモートだけでない経済は成り立たない。外出が残って感染者は少しは残る、でなぜダメなのかわからない。新型コロナの撲滅はそもそもできない。
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