6/15/2021

国民一般が基準を作る

「第三波」のピークの1月に東京都の1日の感染者数が500人を切ればまずまず安心になるとどこかの政治家が言ったことをみな記憶している。「第四波」でもピークは千人近くだったのが緊急事態が解除予想の6月になって500人は十分下回るようになった。しかし、他の政治家・専門家が言うのに、下がり方が十分でなく、横ばいからリバウンドするかもしれないので安心ではないと。

なぜ横ばいになってからそれより下がらないのか。それは都民一般の総意でその安心数字を見て、行動規制を解除しつつあるからだ。つまり、行動を変化させる国民一般がある数字を基準と考えると、それが実際の目標値となって、それを下回ったら規制は終了だとなってしまう。分科会の専門家とか政治家がこの数字が基準だと示したからそうなるのではない。

たまたまだが、そのステージⅣの新規感染者(報告数)は週10万人あたり25人、つまり、500人×7日÷140(十万人)=25になっている。都民はこの25人/週・10万人を達成したらOKと考えている。ステージⅣクリアで十分だと。

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