5/28/2021

都民の若者はリスクを考えて外出している

新型コロナに罹患すると20%位は重症化して死なないまでも困難な闘病を強いられることがある。これはハザード(危険度)であって、実際のリスク(確率的な危険度)はハザード×罹患する確率×0.2(以下)だ。

都知事は罹患したら大変(ハザードが大きい)だから、外出を自粛せよと言うが、若者はこのリスクのほうも理解するようになった。実際、東京都の毎日の感染者が500人だとして、その罹患確率は14,000,000/500=1日あたり28,000人に1人だ。この確率だと十分低いので、行動はある程度自由にしてよい、と自ら考えている。だから、都知事の要請を全部は聞かず、安全な外出はしているのだろう。

1年前の最初の緊急事態の時はウイルスの特性などがわからなかったので、ハザードもリスクも未知だった。だから、念のため自粛の要請にはほぼ従ったが、1年経って様子が段々とわかってきて、都民自ら自分の感染防止行動を決めることができるようになったので、都知事の要請は全部には従っていない、ということだろう。

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