5/01/2021

GoToトラベルは反省・工夫の上で片道開通を

東京などの大都市と地方とを行き来する観光で感染対策上問題なのは「上りの観光」だ。地方の人が東京などに観光する目的先は自県にはない娯楽施設などで三密の不安がある。逆の東京などの人が地方の道県に観光するのは人を見に行くのではなく、自然とか文化の、過疎の売り物だからだ。この「下りの観光」は早期に再開してよい。

GoToトラベル参加者のいままでの感染情報を個別に当局は把握している。それを示して、「下り観光」のみ一足先に再開するのだ。もちろん地方の観光先で混雑による感染機会があってはならないので、旅館などの施設での感染防止努力(会食人数の制限も)と旅行費用にメリットがあるGoToの補助率を下げる、土日休日は対象としない、などの混雑解消のための平準化が必要だ。旅行業者側としてもコロナ時に限らずこの平準化は悲願だ。

首都高で休日割引ならぬ休日混雑加算料金が始まる。すべて混雑は諸悪の根源で、それは料金(ロードプライシングという)で平準化へ誘導すべきものだ。


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