7/06/2020

レジ袋もほかもすべてリユースだ

7/1からのレジ袋の有料化でその目的が何か、と混乱している。

要は、リユース、再利用できれば、その製品の原料となる資源量はその回数分少なくなるし、廃棄物となる量も同じだ。二酸化炭素排出量も。

レジ袋は丈夫で何回かのリユースに耐える、この観点からも優れものだ。廃棄物行政で最重要なのはゴミを減らすこと。そのためにはリデュース(ゴミになるものを生産しない)そしてリユース(繰り返し使って最後にゴミにする)、リサイクルの3Rだ。

レジ袋以外にもゴミになるものは多い。電化製品、機械製品など、壊れたらゴミになるが、修繕すれば再び使える(そのように長く使えることもリユースだ)。それが、新しい製品を買って欲しい店側は修繕費用を高く見積もって、リユースをあきらめさせようとする。腕時計を直そうとメーカーのステーションに持ち込むと「同様製品をもし購入いただくとこれこれの金額になります」と注意された。少し高くてよければ新品で買い直しなさいとやんわりアドバイスする。

日本の社会すべてが「なおしてまた使う」ことにならないようになった。「もったいない」精神が失われている。その点、東南アジアの国では自動車などは部品をほかの車から剥がしてまでなおして乗り倒す(一昔前までだが)。

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