6/05/2020

陰性確認の検査を一大ビジネスに


プロ野球は人気商売だから、感染対策は万全を期しているのだろう。Jリーグ選手も同じだ。もし、選手全体に感染が及ぶようであれば、そのリーグが全滅してしまう。だから、そのビジネス上、検査は必要なのだろう。
 PCR他の検査はこれらの需要に応えられるよう完全に民間のルートで実施している(?)はずだ。社会全体の感染症対策では厚労省・保健所ルートの行政検査・疫学調査があるが、それとは区別しているはずだ。その行政検査だけでなく、健康保険対象となる医師診断による検査(COVID-19のみ、自己負担もなし)がある。プロスポーツ選手の場合は自覚症状がない(病気ではない)からこの健保対象ではない。全額個人(球団)負担になる。いままでも通常の定期健康診断は健保対象外で、個人ないし会社が全額負担する。
 海外旅行者は検疫条件で検査が求められる(予定)。これも旅行者本人が全額負担する。このように感染症対策としての本筋の検査以外に数多くの民間検査需要が生ずる。これを民間活力で一大ビジネスにしていけば、コストの低減、精度の確保、検査時間の縮減、検査要員の安全対策など現行検査の諸問題の解決につながっていくだろう。

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