6/19/2020

「不要不急」を排した経済

コロナ禍で「不要不急」な行動で感染の恐れにつながるものは自粛しようということが習慣づけられた。毎日必要なもの(もちろん不急でもない)、例えば、食料品買物とか病院・薬局への通院などは行動自粛対象外だ。

それが日常化されて三ヶ月、もとの生活に戻ってよくなっても「不要不急」な行動は当然、不要なままで、別に急がないことがわかってしまった。今後、コロナ禍の恐れがゼロにはならないことから、このまま不要不急の行動はしないままになってしまうだろう。

人間の活動がそのように本来のムダを排して縮小すれば、経済規模も縮小する。そのことを前提として、今後の経済政策は考えていく必要があるだろう。コロナ禍が一段落するアフターコロナの社会でのことだ。

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