2/16/2025

バラマキかぶんどり合戦か

現在の少数自公政権に、国民民主、維新が予算案の修正を求めているのは、ぶんどり合戦のほうだ。バラマキというのは政権側が国民の歓心を買うためにする。

結果として、全体の予算の構造を省みることなく政治力の強い方面が利益を得る。

もっと予算と景気を司る財務省が采配すべきではないだろうか?景気の昇降に税収は上下する。それでは毎年必要な歳出はまかなえないので、歳入不足年には国債を発行し、歳入過剰年(いまだ!)にはその国債を償還する。マクロ経済上でもそれぞれデフレとインフレ対策になる。

その上で歳入増が今後永続的に見込まれる(インフレ自然増収がある)なら、長年の懸案だった防衛費増、揮発油税暫定税率廃止、高校無償化などにとりかかる。もちろんだが、毎年の歳出で時代に合わなくなったものなど、削減は進める。 

国民民主、維新は(参院選後まで)政権連立には加わらないという。だからか、まずは自党の政治上の要求だけを予算成立のカタにする。予算全体の構造是正はあとのことだと無責任の態度を貫く。

0 件のコメント:

コメントを投稿