7/12/2023

風評退治には愛用

福1からのALPS処理水には除去できないトリチウムが含まれてしまう。科学的には無害と証明されているが、これだけ報道されると「風評」による福島海産物の忌避、あるいは、価格の低下という被害が生じてしまう。

風評を政府挙げて克服する必要がある。それには報道で対抗するしかない。例えばだが、政治家が福島海産物を食してみるパフォーマンスだ。これが報道されれば、不安に起因する風評はなくなるだろう。過去にも菅直人首相(当時)がかいわれ大根を食べてみた姿が報道された。

福島漁民が心配している風評は市場での価格の低下だ。いま、福島沖の常磐もの海産物はブランド化して逆に高価格となっている。これがトリチウム水を理由として買いたたかれてしまう。これを防ぐには消費者が買い続けることしかない。

私は福島に縁があるので、福島の米と日本酒を愛好している。なかなか美味しいものだ。全国の消費者が、福島を応援するのは山々だが、買って食べるのまではどうか?と躊躇するようでは福島のためになっていない。福島に寄り添う、とはそこを克服する勇気のことだ。単に福島の人々に優しい声をかけるだけではない。

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