7/11/2023

異常気象なんでも地球温暖化?

パナマ運河の水位低下の原因は、ヨーロッパでは地球温暖化による「降水量の減少」にあると報道されている(記事より)

異常気象(気候)現象をすべて地球温暖化に帰するのはどうなのか?この先、地球が温暖化するとして、それは地球平均の気温のことだ。地球各地の気候(降水量も)は全球(大型計算機)モデルを使って理論的に推測できるだけだ。それが正しいかどうかはその年代になってその土地で気象観測しなければわからない。

パナマではいま少雨、日本では異常降雨、という計算結果でも、その原因がこれまでの地球温暖化だけかはわからない。ペルー沖のエルニーニョ、ラニーニャ現象が原因である可能性が大きい(この記事のように地域での人為原因も)。地球上の異常気象現象をなんでも地球温暖化に結びつけるのは科学的には「思考停止」になる。

なお、パナマ運河に支障がある場合は、運河に平行して太平洋側と大西洋側を結ぶ鉄道がある。わずか77kmの「大陸横断」鉄道だが、両端の港で船舶から(へ)積み替えれば運河の代替となる。1914年の運河開通時にはこの鉄道が既にあって、貨物量が少なくなる補償がなされたそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6904c589dd5a7c48da69d0a7ddc2d35d34e3d504?page=1

0 件のコメント:

コメントを投稿