5/11/2020

ローカリゼーション、インソーシングが進む

産経新聞5/11一面トップにイアン・ブレマー氏のインタビューが載っている(ネットでは有料)。コロナ後の世界について、ローカリゼーション、インソーシングが進むと予言。
 今までグローバリゼーション、アウトソーシングが進みすぎた。それが適正な程度に戻る、ということだろう。
 そもそも中国にもグローバルにサプライチェーンを拡げ、現地工場にアウトソーシングしている製品はほとんどが汎用品だ。日本でも昔は製造していたものを「安い」という理由だけでこのように極端なことになっている。汎用品は自国内で製造してよいのではないか?少々のコスト高は受忍すべきだ。農産物がそうなっているのに工業製品だけは自由貿易であるべきだ、という理由はない。汎用品のマスクでもいざというときは戦略物資になりうることは今回の教訓だ。食料の国産化も同じ理由だろう。
 もちろんだが、高度技術による先端製品とか、世界的にロットが少ないものは国際分業でよい。

0 件のコメント:

コメントを投稿