2/03/2019

21世紀に入って日本経済は復活した


生産年齢人口一人当たりの実質 GDP 成長率で比較すると、日本が最も高い(図表 13)。(白川日銀総裁2012.1講演録の9ページ、図は22ページ、下図)

 失われた20年、と言われるが、その後半の10年(2000〜2010)には日本経済は成長軌道に乗った。GDPのこの間の伸び率では他の先進諸国に比べて低いままだが、生産年齢人口一人あたりのGDP伸び率はトップだ。つまり、人口減(増加していない)と老齢化による生産年齢人口比率の減少が全体の伸びを抑えたものの、生産年齢人口一人あたりの生産性の伸びは大きい。

 GDP全体を見るだけで日本経済を低迷と断じ、それをデフレのせいにする、という大いなる誤りが続いている。
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