11/13/2020

感染情報と防疫知識の普及が施策のほとんどだ

4月に西浦センセイが8割削減しないと大変なことになると警告した。それを日本では自粛なので8割にはならなくても5月の中旬にはほぼ感染急増状況を収めることができた(第一波)。結果が6割程度でも効果はあり、10割の完全までは必要なかったことが、不完全であっても自粛のミソだ。

 ロックダウンとか強制しなくても、個々人は自分の命が大切だから、社会的距離確保など防疫行動はする。その感染を受けない行動が逆に無症状者であってもその人からの感染を広めないことになる、両方向性がある。日本人はそうする率が多い社会だ。GoToなんとかでそれが感染の機会になりえても経済のために少しはやってみる価値はある。しかし、それで感染が急拡大するようだと、その利用者はその情報だけで利用を自粛するだろう。

 何も社会の防疫のために協力しているだけではなく、自分の命が大切だからで、それが防疫効果の基本だ。その基本が続くように、感染情報とその防疫知識を国民くまなく知らせていくことが最大の施策だ。その基本が続かないようだと、感染は爆発(オーバーシュート)するか、その直前の危機的状態にまでいったんは達するだろう。その時は他の先進民主主義国と同様に「強制力」を使ってでも押さえつけなければならなくなる。

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